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地元密着型か、それとも全国展開か

ひとくちに「タレント」といっても、様々な活動のやり方がありますが、まずは、どこかの芸能事務所(プロダクション)に所属するのが一般的でしょう。

そこでですが。

芸能の世界・お仕事に対する目標や希望、そして、どのようなスタンスでタレント活動を行いたいのかは、芸能事務所の選び方に、少なからず影響を与えるのではないでしょうか。

たとえば、自分の地元や一部地域を中心に活動する「地方タレント」を目指すか、それとも、首都圏マスメディアで多くのお仕事を行う、いわゆる「全国区タレント」になりたいのか、によっても異なってくるでしょう。

では、「地方タレント」「全国区タレント」の2つのケースに大別して、所属する芸能事務所の選び方について考えてみましょう。

地方(地元)を中心に活躍したい!

  • 居住地域(地元)を離れたくない。家族みんなで一緒に暮らしたい。
  • その地方で人気の「ご当地芸能人」を目指したい。
  • 日常生活を第一に考えてのんびりとお仕事がしたい。
  • 現在の職業を続けながら芸能活動も行いたい。(二足のわらじを履く)
  • 学業優先・マイペースでタレントの活動に取り組みたい。

上記のような希望をお持ちの方の場合、
地元密着型のタレント事務所や、そのエリアに拠点がある事務所等への所属、
オーディションへの応募等
が、適していると考える事が出来ます。

全国的にブレークしたい、人気タレントになりたい!

  • 全国ネットのテレビ番組に出演したい。
  • 全国区で人気があるタレントになりたい。
  • 映画や演劇の舞台にどんどん出演したい。
  • 有名・人気者になって沢山お金を稼ぎたい!!
  • 夢は大きくいつか世界進出したい!!

上記のように、芸能界で大きく羽ばたきたい・・・そういった夢を描いている方は、東京、大阪、名古屋といった、首都圏・大都市部に拠点を置く、パワー(営業力/コネクション)がある芸能事務所等に在籍した方が、大きな仕事を得やすかったり、全国展開をするに当たって有利に働くのではないでしょうか。

参考:Uターンするタレントさんもいます

東京に出て全国的にブレークしたタレントさんが、後年、地方(自分の地元)に戻ってタレント活動を続けるケースもあります。

理由・事情は人それぞれでしょうが、たとえば、段々人気が下り坂になってきた場合や、現状打破したい場合、心身が消耗してしまった場合などに、「Uターン」するタレントさんがいるようです。

すでに名前と顔が広く認知されているタレントさんは、地元に帰っても比較的お仕事をやりやすいというメリットが考えられます。

かつて「売れていた」タレントさんの場合、活動範囲や仕事量・収入などがスケールダウンする可能性があることから、「都落ち」などと揶揄される場合もありますが、東京に居た時よりも、無理をせずにのびのびと仕事や生活を行える場合が多い事は魅力的でしょう。

「細く長く」安定したタレント活動を続けるにあたっては、将来を見据えた堅実な方法と言えるのかもしれません。

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企業(事業)規模などについて

タレント事務所には、株式上場、自社ビル所有、レコード会社の傘下といった、大手の企業もあれば、テナントビルやマンションの一室にて、少数精鋭で事業展開している小規模なプロダクションもあります。

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日本の芸能史に名を刻むような老舗もあれば、設立してまだ日が浅い新興の「若い企業」も多数あるでしょう。

プロモートやマネージメントの能力、そしてタレント育成に関するノウハウの蓄積度や充実度、ビジネス戦略、業界内での信頼度などを比較した場合、スケールの「大・小」や、経営期間の「長・短」において、どちらの芸能プロが優れているかは、一概に判断しかねます。

その企業ごとに「固有のポリシーや体質」があり、オリジナルの「ノウハウ・戦略」を持っています。

ごく一般的な共通認識としては、次のような事柄が考えられるのではないでしょうか?

大手である/経営期間が長い

ネームバリューがあり社会的信用度が高く、安心感がある印象を受けます。

取り扱っているお仕事の件数も多いと考えられますので、コンスタントな芸能活動や大きな仕事のオファーが担保されやすいかもしれません。

つまりスケールメリットが期待出来ます。資金力があるプロダクションならば、大規模なプロモーション(売り出し)をしてもらえるかもしれません。

しかしその反面、所属希望者(ライバル)が多く、熾烈なオーディションを勝ち抜かねばいけません。また運良く合格出来たとしても、所属タレント(もしくはレッスン生)の人数が多いので、事務所内において常に競争状態に置かれる可能性があります。

小規模/経営期間が浅い

小さなタレント事務所でも、安定性があり活気にあふれた経営や、長年に渡って地道な経営を展開しているケースは数多くあるでしょう。

新興企業の場合、元々は他のプロダクションの社員だった人が独立して立ち上げたケースが多く、業界内で高く評価されている事もあるでしょう。

小規模でスタッフが少数の場合、意思伝達スピードが速く、タレントとスタッフの「一体感」があり、アットホームで親身なサポート&マネージメントを受ける事が出来る、といったメリットが期待出来ます。

企業間の連携、傘下・グループ制

事務所間で業務提携を強化している場合や、大手有力事務所の傘下にあったりグループ化している場合があります。

こういった場合、あまり名が知られていない小規模な芸能事務所であっても、メリットを享受できる可能性があるのではないでしょうか。

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